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2012年7月

2012年7月30日 (月)

寂しいおじさんの心の友。

ある日、青いメダカを10匹買ってきて飼育を始めました。

それから、4年で産卵数何千匹まで増やしたのです。

今年、産卵の兆候が見られません。

水槽の何かのサイクルが狂ったのです。

あるいは、F6に渡る近親相姦が種としての生きる力を損ねたのか?

親も大量死していました。

友人の解体業の女社長、Tさんにお願いして解体現場からアパートの風呂桶を3個持ってきていただきました。

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向こう側、3個が新しい水槽です。

一つ一つの水槽に違う水草を植え付け4~5匹のメダカを小分けにしてみました。

近々、専門店に行き新しい個体を買いに行こうと思っています。

昨年から、奇形も気になっていました。

黒い野生メダカも、Tさんと手取川へ採取に行くつもりです。

息子がやってきて「こんな何もしゃべらない面白くないもの、よくやるな?寂しいおじさん。」

ほっといてくれと言う話。

「丹精」と呼んでください。

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マコモの水槽

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オモダカの水槽

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マツ藻とホテイ草の水槽

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未草とガマの穂の水槽。

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河骨の水槽。

以前失敗したタナゴにもう一度チャレンジしようかな?

カラス貝とタナゴは面白いと思う。

還暦になったことだし、趣味に生きようか?

否、そんな日が来るといいなと思うだけです。

2012年7月28日 (土)

今回のオリンピックはこれだ!

最近の起床時間は午前5時前後です。

今朝は、オリンピックの開会式を楽しみました。

今回のオリンピックは、インターネットの配信が面白いと聞いていた。

早速検索。

日本の地上波は、日本の国がエントリーした種目が中心の編集放映ですが、インターネットは違う。

サッカー女子の試合は、ほぼすべての試合がダイジェストのように楽しめた。

今日も温泉の浴室掃除で、6時過ぎから自室で休息に入っています。

そこで、NHKと民放のオリンピック配信サイトを見つけ少し楽しんでいます。

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男子の自転車競技と女子ハンドボール「ロシア×アンゴラ」。

肩に力が入らずに、純粋にスポーツとして楽しめる。

同じ時間、地上波では柔道や水泳。

解説者や応援団の方の日本応援に力が入り、終わったら疲れてた経験あり。

なんかそれだけ聞いていると自分の国がとても強いと錯覚してしまうような・・・・。

スポーツは、勝負はさておきリラックスしてみるのも楽しいのかな?

今年のオリンピックは、これだ。

世界の最高の戦いを観よう。

そしてキンキンに冷やしたビール片手に、ネット観戦としゃれこもう。

NHKサイト

民放サイト

瑞穂の国へ

豊葦原の千五百秋の瑞穂の国(とよあしはら‐の‐ちいおあきのみずほのくに)有り。宜しく汝(いまし)が往ひて脩(しら)すべし」〈神代紀・上〉。

日本書紀の神様のお話の項?

葦が生い茂り、永遠に穀物が豊かにみのる国のであり日本国の美称として使われる言葉です。

福島県での企画展が終わり、搬出に行ってきました。

梅雨明け間近の会津盆地は一面の緑のじゅうたんに覆われ穂を出す前の稲の葉が、渡る風にそよいでいました。

越後平野は、その光景が見渡す限り続くのです。

これほど、単一的で圧倒的なものに対抗するものはどこまでも続く青空と海、夜空の星しか思い浮かびません。

しかし、この緑はすべて人がなせるワザだということが違います。

そして、それは自然と言うものと調和することにより成り立つのだと気づきました。

車窓から、「瑞穂の国」という言葉を思い浮かべながら心に入ってくる「風景」として眺めながら、気づきの後は「風景」は「光景」へと変化していきました。

どうかんがえても、有害なものを造りだし尚且つその処理方法が解決されていない原子力による発電は「瑞穂の国」に似合いません。

「瑞穂」を捨てて代わりに手に入るものを考えたのですが・・・・。

それが「幸せ」といえるものなのか?

「しあわせ」は個人其々の心が決めるもの。

与えられるものではないと思うのですが・・・・。

7月5日に搬入でフクシマへ向かうときには、合歓の花が北上中でした。

7月26日に、搬出を終え西へ向かう道中では、盛りの磐越道から盛りを過ぎた北陸道へと季節が変わりゆくことを感じながら車を走らせました。

この国は、いまでもアジアモンスーンの「瑞穂の国」なのです。

柏崎の原発の異様な送電線は、遠く首都圏へ送られる電力の道です。

本当に安全なら、東京湾に作ったらいいのに。

Images

2012年7月11日 (水)

忍び寄るもの。

フクシマの企画展の準備にテンパってしまった。

3日間で、俄か仕立ての荷造りをしなければいけない羽目になった。

それもこれも、父親が亡くなったことと、介護に費やした日々が、静かに深く積み重なってある種の停滞を招いてしまったからか・・・・?

そのことに、不満を感じたり述べようとしているのではないのです。

どちらかと言うと、なんとか悔いなく送れたのかな・・・・と。

この荷造り、KAZUが企画展中でサポートしてもらえず、友達のMINEYOにお願いしました。

お手伝いいただいたMINEYOに感謝。

じつは荷作り中、始終大きなため息を漏らしていた。

この溜息、MINEYOに勘違いさせてしまった。

・・・・・もう15年以上前(1995年)に、感じた何かを今感じ始めているような・・・・。

それは、アメリカから帰ってきて感じ始めた。

あのころ、子供のころから当たり前と思った日本の価値観が崩れ始めていると感じた。

クリントンは、情報ハイウエィというインターネットの高速網を全米に張り巡らせつつあった。

流通が変わるとも。

そして、たしかに変わった。

この15年は、自分なりの乗り切り方でやってきてそれなりにという思いはあります。

何か大きな波が、再び忍び寄ってきている気配がするのです。

それは大きな何かです。

今朝の、新聞にマクロ経済学の浜矩子氏のコラムが掲載されていました。

この話題を取り上げようとしたのですが、いくつか組み合わせてみます。

それが、忍び寄るものの正体です。

とりあえず、以下のリンクの真っ向から対立する意見を読んでいただきたいと思います。

浜矩子「ユニクロ栄えて国滅ぶ」=池田信夫blog 

どちらが正しいかと言う観点も判断してください。

他方インドの父、ガンジーが言い遺した言葉があります。

「社会的な罪」とは。

「理念なき政治」

「人格なき学識」

「道徳なき商業」

「人間性なき科学」

浜氏のコラムを読んで、これらの言葉を思い起こしました。

コラムは、国会の原発事故調査委員会が指摘した原子力行政の問題点を、毎日新聞が「これは、プライド無き傲慢だ。」と書いたことから想起したコラムで「誇り高き、謙虚」という見出しがついていました。

内容の書き起こしが大切なのですが、明日出張なので後日。

結局最後には「人はどうあるべきなのか?」に行き着くと思います。

深い考察と倫理観が求められる問題で、この心の軸がしっかりしてないとこれから起こる様々な事象に翻弄されていくのかな?

つらいな。

あくまでも、目の前の荷造りから始まる煩雑さも、この核から派生する現象面にしかすぎないのだと考え始めて「ため息」というか「灰色の吐息」をはいてしまった。

人も動物です。

だから、私の六感が警告を発しているのだと思います。

必至になって、心に聞いています。

どのようにして、これから生きていけばいいのか。

残された時間を、意識しています。

自分の悔いのない納得を。

何かが、忍び寄ってくる気配を感じています。

2012年7月 7日 (土)

それって?

現在、沖縄スタイルという企画展を開催しています。

シーサーと吹きガラスの展示会ですが、普段の企画展以上の来客にびっくりしています。

沖縄という地への関心が高いということなんでしょうか?

うれしいです。

昨日、私のほうは福島県で今日から行われる企画展の搬入から帰ってきました。

今日は、温泉の番台に座っています。

毎日が、あわただしく心が落ち着きません。

こんな時ってあります。

じっと、バイオリズムが回復するのを待ちましょう。

番台に座り、久しぶりにつれづれにキィボードを叩いています。

書きたいことは、あるのだけれど・・・・。

文章になりません。

心が乾いているのでしょうか?

2012年7月 2日 (月)

健康寿命

今日のブログタイトル。

名前から想像つきますよね。

元気で介護を必要としない高齢者年齢のことです。

平均データがあります。

わが石川県は、男女ともに9位。

女性74歳、男性71歳

女性         男性

1. 静岡  75.32歳  愛知  71.74歳
2. 群馬  75.27歳  静岡  71.68歳
3. 愛知  74.93歳  千葉  71.62歳
4. 沖縄  74.86歳  茨城  71.32歳
5. 栃木  74.86歳  山梨  71.20歳
6. 島根  74.64歳  長野  71.17歳
7. 茨城  74.62歳  鹿児島 71.14歳
8. 宮崎  74.62歳  福井  71.11歳
9. 石川  74.54歳  石川  71.10歳
10.鹿児島 74.51歳  群馬  71.07歳
11.福井  74.49歳  宮崎  71.06歳

今朝は目覚めてから、パソコンの前に座り明日行われる温泉のスタッフミーティングの資料造りをしていました。

議題は、今年から来年にかけて杉の子温泉をマーケティング的にどう捉えていくかです。

むずかしい表現。

簡単に言うと、「ただばくぜんと、このまま営業して良いんかな?」

いらっしゃるお客様の年齢構成比に準じたサービスの提供を考えていかないと手厚い補助金に守られた公営温泉には太刀打ちできないんじゃ?ということです。

現場の感覚とアイデアがほしいですよね。

色々、考えていますが「同じ意識の共有」が欲しいと思っています。

スタッフと経営者は、その意味で「運命共同体」という意識が必要と思います。

「健康寿命」は、杉の子温泉のお客様と密接な関係がある大事な消費者でもあると思います。

その方々と共に歩む工夫をしていきたいと思います。


2012年7月 1日 (日)

「沖縄スタイル」、展覧会始まりました。その2

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アジサイが浮かぶこのお皿、沖縄に度々足を運ぶ私にはサンゴ礁に砕け散った波が泡になって渦巻く様に見えます。

工房「虹」の作品は、そんな沖縄の自然が見せる一瞬を捉え「色」「形」にして見せてくれていると感じています。

工房の創始者のたぐいまれな感性は、それを見事に形にしていると思うのです。

一見、エメラルドグリーンの単色にしか見えない海さえ、じっと観察してるとさまざまな色や透明度が見えてきたに違いありません。

それこそ、作者の感動だったに違いありません。

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沖縄と言う日本は、戦後アメリカの統治を長く受けてきたと言う特異な歴史があります。

それは、文化と言う面でも痕跡が残っているんだと思うのです。

沖縄における戦後ガラス工芸の歴史は、アメリカのコーラなどの空きビンの再利用からはじまったそうです。

泡がないクリアーな製品がスタンダードなガラスの世界に、泡を意識的に練り込んだ作品で個性を造る。

空き瓶の再利用と言うハンデを、メリットとして表現する。

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生きていくということの、したたかさを感じるのは私だけでしょうか?

黄色の色が欲しいと思えば、カレー粉を溶けた灼熱の坩堝(るつぼ)に放り込んでみる。

中々こんな発想は、枠にはまった感性からは生れ出ては来ないと思います。

環境が変わったならば、その環境に合わせ最善を尽くすしたたかな形がそこあります。

工房に陳列されている作品を見た方、沖縄へ行ったことのある方は、成程沖縄だと思うだろうし、行かれたことのない方は彼の地を訪れたときに「なるほど、これだったんだな」と思っていただける作品が工房「虹」の作品だと思います。

沖縄には、ガラス工房が数多くありそれぞれが個性ゆたかに咲き乱れます。

その中でも、工房「虹」の作品がどうしてメッセージを発しているかを私なりに考えて見ました。

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